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ゆるく幸せな中道的生き方を模索中

自分も他人も幸せになるブッダの教え「和顔愛語」

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 ブッダの教えに「和顔愛語」というものがあります。これは「和やかな顔つきをし、思いやりのこもった言葉を使いましょう。結果として自分自身の幸福にもつながりますよ。」というものです。

 僕は書店でアルバイトをしているのですが、「和顔」の良さを実感した瞬間がありました。

仕事での「和顔」の実践

ある時、先輩にもっと笑顔で接客するよう言われました。それまでは「作り笑顔なんて顔が強張ってしまって変な印象を与えるだけではないか」と思っていたのですが、指導されたので頑張ってやってみました。すると意外とできるものなんです。

最初は引きつりや強張りで大変でしたが、徐々に慣れてきて当初よりかなり自然に笑顔ができるようになりました。

返ってきた「笑顔」

そして驚いたことに、笑顔にしているとお客さんの表情も違ってくるのに気付きました。笑顔を返してくれる人が圧倒的に増えたのです。嬉しいので、自分自身もさらに笑顔になる。本当に嬉しいから当然笑顔になります。最初は作り笑顔だったのに、本当に笑顔になっている、幸せになっている。幸せの連鎖、ハッピーの循環。こんなに素晴らしいことはありません。

まとめ

自分の利と他人の利が純粋な意味で一致している状態。これが本来の「自利利他」ではないでしょうか。自分にとっても他人にとっても良く、安らぎと調和に満ちています。

無理のない範囲で和顔愛語を試してみると、ちょっと幸せなことが増え、やがては大きな実りに繋がるかもしれません。