意識して感謝する時間を増やしてみて気付いた効果と具体的方法!
「感謝の気持ちを忘れてはいけない」「感謝は大切」とはよく言われますが、自然に心から感謝する機会はあまりありません。
しかし、意識して感謝すると自分にとっても周りの人にとっても精神的に非常に良い効果があるなぁと気付きました。
意識的な感謝をし始めて感じた効果
怒りを抱くことが減った
周りの人、特に両親に対して怒りを抱くことが以前よりも圧倒的に少なくなりました。
以前だと、父がベロベロに酔っ払って帰ってくると「うるさい」とか「早く寝てくれ」としか思っていなかったのですが、「今日も仕事お疲れさま」と思えることが増えました。
自分もイライラしませんし、穏やかな態度を保てるので両親にとっても精神的に良いはずです。
もちろん両親に限らず、祖父母や友達、スーパーのレジ係の方、清掃員の方、いろんな方に対して少しずつですが感謝の気持ちを持てるようになっています。
その範囲が広がり感謝が深まるほど、安らいだ穏やかな気持ちが自分の内に育まれ、他人ともそれを分かち合うことができます。
暖かくて幸せな気持ちになる時間が増えた
感謝の気持ちを抱いているときは、とても暖かくて幸せでほっこりとした感じがします。
たとえば駅の構内やトイレで掃除をしている清掃員の方を見かけたとき、
「お疲れ様です。おかげさまで快適に過ごすことができています。本当にありがとうございます。」と思っているその瞬間に暖かくて安らいだ気持ちになります。
具体的にどう感謝すればいいか
意識して感謝する機会を増やす
感謝できる機会は意識してみるとけっこうあります。
たとえば僕はスーパーのレジ係の人に対して、「あなたがレジ打ちをしてくれるおかげでこれを買うことができます。いつもありがとう。ゆっくりで大丈夫ですよ。」と頭の中で言っています。
そのときはとてもほっこりとした気持ちになります。
最初は言葉だけでも頭の中で言う
最初は頭の中で言葉をただ言っているだけという感じでしたが、だんだん本当に感謝の気持ちが芽生えてきました。
感謝を表す行動を決めて毎日1つでもしてみる
僕がこれと決めて実践しているのは母の家事手伝いです。
「いつもこれをやってくれて本当にありがとう」と思いながらしています。
母が家事をしてくれていると「ありがとう」と自然に思えることが増えました。
参考
憂鬱感が減り、ポジティブ感情を活性化させる
感謝とは少し違いますが、自分や他人の幸せを願う言葉を頭の中で唱える「慈悲の瞑想」という瞑想方法があります。
それを継続することで憂鬱感が減り、ポジティブ感情を感じる時間が増えることが脳科学的に証明されています。
うつ病の治療にも部分的に用いられる
うつ病に対して一定の効果があるとされる「内観療法」では、「親にしてもらったこと」「して返したこと」「親に迷惑をかけたこと」などを一定時間をかけて思い返すといったことが行われます。
これも継続的に実践するとうつ病に対しても効果的だとされていますが、この「親にしてしてもらったことを思い返す」のはまさに感謝です。
最後に
この記事を読んだ人が「感謝するって良いものだな」と感じ、安らぎや調和を育めますように…。